天使の梯子

乳癌サバイバー☘️穏やかに生きていきたい

だったらあげちゃえよ

抗がん剤点滴の副作用ですっかりスキンヘッドになってしまいましたが、ようやく髪が伸びてきました。

現在はモンチッチ🐒ヘアーです。

眉毛とか睫毛がなくなったのはショックでしたがちゃんと無事に復活しましたよー。

まだまだ髪は短いのでお出かけ時にはウィッグ着用してます。

ウィッグオンリーは抵抗があって、帽子は絶対に必須。

ニット帽、ハンチング、キャップ、ベレー帽などたくさん帽子集めました。

帽子被るとオシャレだし良い感じに馴染みます。安心感あるしね。

私は接客業なのだけど、仕事復帰するにあたりウィッグなので帽子を被らせてほしいと上司に相談をしてみました。

すんなりオッケー出ると思ってたんだけど、答えはNOでした。

販売職で制服もあるんですが、帽子を被るくらいは余裕で大丈夫でしょと思っていたのでガッカリ。

おそらく職場環境のせい。

百貨店に入っているテナント、とある店舗で働いているのですが、私の所属する会社的にはオッケーだけど百貨店側のルールでNGということに。

髪の色スケールがあるくらいなので厳しい職場。

なんだろう。服装規定など規則は理解はできるけれど、配慮みたいなものはないんだなーと悲しい現実を突き付けられたかんじ。

百貨店の社員さんでも何らかの事情で半袖シャツNGですとか制服スカートはNGですとかで長袖シャツ着たり、パンツを履いたりと異装届け提出で考慮されるような感じと同じじゃないのかな?とかイロイロと怒りみたいなものも込み上げてきたりもしたけど、言っても仕方がないのであきらめました。(←悲しき社会人)

正直、ウィッグだとバレるのは怖くない。むしろウィッグだと思ってほしい。だからこその帽子。

少しでもウィッグ生活を楽しくオシャレにしたいと思った私が甘かったんでしょうね。

とりあえず、ヘアアイロンなんかでいい感じに馴染むようセットして帽子なしウィッグオンリーデビューしましたよ。

病気に勝ったんだから堂々としていよう。

負けないもん。

絶対絶対負けないよ。

 

抗がん剤治療を受けている人が医療用ウィッグを購入の際に助成金制度を導入している都道府県地区町村があるそうです。

残念ながら私の住む地域はありませんでした。ウィッグ購入の際に美容師の友人にどんなウィッグが良いか相談した時に、「うちらの地域、ウィッグ助成金がまだないとは遅れてる!」ってだいぶ怒っていて、病気にならなかったら知らなかった制度がたくさんあるなぁと思いました。

🌞🌞🌞🌞🌞🌞🌞🌞🌞🌞

〜どんなにすがりついても過去に戻る場所なんてないぜ〜

#04  だったらあげちゃえよ

 

 

 

 

 

 

睡蓮

蓮の花のように泥に染まらずキレイに生きたい

消してしまいたいことはたくさんあるし、燃え尽きてばかりで何も残らなかった

静かにキレイに消えていきたい

🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿

〜時は流れ流れ すべての色は変わり
艷やかな花びら いつかは散る運命
燃えつきてもいい そんなふうに生きよう〜

#03 睡蓮

Brotherhood

昨年の9月から1年休職して、先日晴れて仕事復帰を致しました。

復帰初日、職場の皆さんにご挨拶まわり。皆さんが本当に笑顔で良かったねと迎え入れてくださり嬉しかった。

改めて、癌になって仕事復帰するってスゴイことなんだなって実感した。

休職に入る前、職場の一部の方にしか病気のことは話していなかったし、ひっそりと休みに入った。

姿が見えなければ、なんとなく風の便りで休職したことがわかるだろうと。

復帰初日たくさんの方から優しい言葉をいただいて、病気のことを話していなかった方にもサラッと病名を言えた自分にビックリしてしまった。

病気と闘って打ち勝った自分が誇らしかったのかな?

何より元気になった私を知ってほしい気持ちが大きかった。

確実に強くなってるね。

闘いはまだまだ続くけれど、人の痛みや辛さをまた少し気付くことができるかな。

病気と闘って、元気になって仕事してる私を見て誰かが元気になってくれたらいいな😊✨

We'll be alright☆

 

🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈

〜走れなきゃ歩けばいいんだよ〜

#02  Brotherhood

GOLD

本気で死を覚悟したことが過去に1度だけある。

26歳の冬。あれは事故...みたいなものだろう。

怖くはなかった。

世の中から静かに消えていく?溶けていく?ような感覚。

ふわふわと心地が良かった。

あのまま消えることなく生かされて今ここに居る。

あの日から死生観は確実に変わったように思う。

とにかく執着心がなくなった。

これは本当に生きていくうえで都合がいい。

それまで生きていくことがすごくしんどかったのでとにかくラクになった。

ハングリー精神?頑張ったら頑張ったぶんだけ報われるなんてバカみたいに信じていたあの頃。

頑張ってる自分に酔ってた?

頑張りも報われるどころかあの日に頑張ったことすべてリセットされて、欲というものが失くなった。

なんだかんだ生かされたあの日からずっとおまけの人生?を生きている。

おまけの人生なりにまた頑張ってみたりもして、また何かを失うことが怖くなったりもしたけれど。

病気になってまた死を身近に感じて、今回はもっとリアルな手触りがあった。

本当に死を意識したからだろう。

自分の最後のお見送りに流してほしい曲は随分前から決めている。

長い旅の終わりに思うのは自分にとって大切な人が平穏に過ごしてくれたらいいという願いしかない。

まだ神様は私をもうしばらく生かしてくれるらしく、それまでどう穏やかに過ごしてゆこうか。

おまけのほうが長いせいで何も形に残せなかった後悔が少し減らせたらいい。


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

〜誰より一番あなたの心の平和を祈ろう〜

#01 GOLD

はじめまして🌻💛

乳癌サバイバーのkurukuru(くるくる)です。

昨年2021年7月に乳癌StageⅡ 告知を受け、同年9月から抗がん剤点滴スタート(3週間に1回、合計22回)
今年の2022年4月に右乳房全切除の手術をしました。

現在は、抗がん剤点滴が残り7回。来年の1月には終わる予定です。
ホルモン治療の飲み薬は10年。

私の場合は転移もなく腫瘍をすべて取り切れたので、術後の経過も良く、今はとても元気です(◍•ᴗ•◍)✨

昨年の9月より仕事を休職していましたが、今月から仕事復帰します。

1年間の人生の夏休み、治療は辛かったことがたくさんあったはずなのに記憶があまりない感じ。

治療中は、同じ境遇の方のブログにたくさん助けられました💛

抗がん剤の副作用も個人差あるので、いろいろと調べると先入観で辛くなりそうな気がして、必要以上ググらなかったせいか、わりと元気に過ごしていた気がします。

毎月の診察で、主治医の先生に『笑顔で診察室入ってくる癌患者いないよー😄』ってよく笑われてました。主治医が底抜けに明るかったので診察楽しかった?んです。

私の場合は、仕事するほうがしんどかったので、休職できる嬉しさが大きかった。笑

人生の夏休み、とにかくノンストレスで自分に優しく、考えすぎず無理なく過ごそうと思っていました。

辛かったことはホントに遠い記憶。

40代独身、アラフォー過ぎてアラフィフに足突っ込んでます。
今までたくさん頑張ってきたよ。たくさん無理もしてきた。がんばってもがんばっても報われないことなんてたくさんあったな。

無理して身体を壊すなんてホントにバカみたい。無駄にがんばるのはやめた。

これからは穏やかに過ごしていきたい。

無理しないで過ごしていきたい。


🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻🌻

〜今日まで見たどの場面よりも今が一番いいんだって言おう〜

#00 イタイケな太陽